大阪療術のブログ

大阪府療術師会の月例会報告、今月号の療術だよりのテーマ、セミナ報告などコンパクトに発信

第26回日本療術学会報告

第26回日本療術学会が11月16日(日)~17日(月)、宮城県仙台市の江陽グランドホテルで開催されました。
今学会のシンポジウムのテーマは「求められる医療」(健康増進をめざして)。
参加者は会員約270名の他、一般の方にも開放して開催されました。

○学会長挨拶
細川勇一学会長(東北ブロック会長)
・東北は東日本大震災から4年目を迎え、未だ26万7千人の方が非難生活を余儀なくされています。
・又日本の医療費は、平成23年度38兆5,850億円で、年間1兆以上増加しています。
 不定愁訴など原因不明の体調不良も多く、シンポジウムのテーマを「求められる医療」(健康増進をめざして)としました。
・この学会が、療術師の資質の向上並びに、東日本大震災の復興に繋がることを祈願いたします。

○理事長挨拶
(一財)全国流術研究財団 理事長 藤本孝雄
・現在100歳以上58,000人、40年後70万人と推定されます
・健康寿命を伸ばす役割を担ってください

○会頭講演
日本療術学会会頭 医・博 上野正彦先生
・豊かな社会到来の中で、人間の精神面において充分な発達が伴わない場合があります。
・医療人も医学を学ぶ前に豊かな人間性と哲学を持ったうえで、医学を修得し医療に従事しなければならない

○特別講演
順天堂大学名誉教授・特任教授 佐藤信紘先生
「カイロプラクティックの有用性と安全性に関する調査研究」
 ・大学付属病院勤務の看護師が、自らの体験によりカイロ受療の「医療満足度」を評価した
 ・日々の不定愁訴の悩む看護師へ相補代替医療を施療し、その有用性と安全性の調査、確認
 ・カイロプラクティック施術は、むくみ・冷え症・ストレスの軽減、集中力改善、生理痛・生理不順の改善など、
  中枢・四肢末梢循環の改善効果や、神経内分泌系への良好な効果をもたらすことを示唆した

○特別講演
厚生労働省医政局医事課企画法令補佐 渡辺一真
 「我が国の医療供給体制」
・2025年には団塊の世代が75歳以上となり、3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になります
・2025年を見据え、限られた医療・介護資源を有効に活用し、必要なサービスを提供するために早急な改革必要
・高齢化が進むので、「病院完結型」から「地域完結型」へ移行したいが、現実との乖離あり
・医療・介護サービスの提供体制の連携強化必要
  ・入院医療(高度急性期病院、急性期病院、回復期病院、慢性期病院)
  ・外来医療
  ・在宅医療(在宅介護サービス、生活支援、介護予防)
   ・特別老人ホーム、老人保健施設
・法整備や人材、財源の確保など推進中

○シンポジウム
「求められる医療」(健康増進をめざして)について、各部門の先生より講義
  カイロ手技部門代表 松本 徳太郎先生
  電気部門代表    蔵内 茂先生
  光線部門代表    宇都宮 光明先生
  温熱刺激部門代表  渡辺 滋先生

○部門別研究発表(口演発表17件、誌上発表6件)
 ・カイロ手技部門(口演9題 誌上1題)
 ・電気部門(口演2題 誌上2題)
 ・光線部門(口演3題 誌上1題)
 ・温熱刺激部門(口演3題 誌上2題)

 ・カイロ手技部門から、東日本大震災被災者仮説住宅へのボランティア活動継続の紹介が2例ありました 
 ・当会からは東北支援も兼ね、17人が学会に参加致しました。
 ・発表もカイロ手技部門から、「カイロ手技療法の多様性検証と活用法」安達俊夫先生と
  「胸腰椎フィクセーションに対する簡便施療法の研究開発」 吉野和織先生
 ・光線部門から「自律神経失調症の症状に対する光線療法」 三船皓久先生
 の3名の発表がありました

○来年は九州ブロックの福岡県で開催が決定し、無事閉幕しました。
 
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  1. 2014/11/23(日) 23:02:51|
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